Spanish Tidbits Vol.6
(参考文献:2011年度NHKテレビ「テレビでスペイン語」9月号)
◆conocer(コノセール)
英語のknowに相当する動詞です。
活用は下記の通りです。
yo conozco(ジョ コノスコ=I know)、usted conoce(ウステッド コノセ=you know)、tú conoces(トゥ コノセス=you
know)、él, ella conoce(エル, エジャ
コノセ=he, she knows)。
nosotros, nosotras conocemos(ノソトロス, ノソトラス コノセモス=we know)、ustedes
conocen(ウステデス コノセン=you know)、vosotros,
vosotras conocéis(ヴォソトロス, ヴォソトラス コノセイス=you know)、ellos, ellas conocen(エジョス, エジャス コノセン=they know)。
英語のknowに相当する動詞として、スペイン語ではsaber(サベール)と言うのがあります。この動詞saber(サベール)とのニュアンスの違いに注意が必要です。saber(サベール)は情報や知識を「知っている」と言う時に使いますが、conocer(コノセール)は主に「人や場所を知っている」と言うことを相手に伝える時に使います。「知り合いである」、「行ったことがある」と言う経験や体験によって知っていると言うことです。
例えば、My parents know my
girlfriend.と言いたい場合、Mis padres conocen a mi novia.(ミス
パドレス コノセン ア ミ ノビア)と言います。novia(ノビア)はgirlfriendに相当します。この時、動詞conocer(コノセール)は前置詞aや直接目的格人称代名詞と一緒に使われます。
他にも、Have you been to Rua
Mayor yet?と言いたい場合、¿Ya conoces la Rua Mayor?(ジャ コノセス
ラ ルア マジョール)と言います。ya(ジャ)はalreadyに相当します。
◆costar(コスタール)
英語のcostに相当する動詞です。
活用は下記の通りです。
yo cuesto(ジョ クエスト=I cost)、usted cuesta(ウステッド クエスタ=you cost)、tú cuestas(トゥ クエスタス=you cost)、él, ella cuesta(エル,
エジャ クエスタ=he, she costs)。
nosotros, nosotras costamos(ノソトロス, ノソトラス コスタモス=we cost)、ustedes
cuestan(ウステデス クエスタン=you cost)、vosotros,
vosotras costáis(ヴォソトロス, ヴォソトラス コスタイス=you cost)、ellos, ellas cuestan(エジョス, エジャス クエスタン=they cost)。
活用例としては、「値段がかかる」ものを表現する場合、例えば、¿Cuánto cuesta el billete de ida para Madrid?(クアント クエスタ エル ビジェテ
デ イダ パラ マドリード)と言うと、How much is the ticket for oneway to
Madrid?に相当します。billete(ビジェテ)がticketに相当します。
また、「手間や労力がかかる」ものを表現する場合は注意が必要です。人は間接目的格人称代名詞や、「前置詞a+人」で表し、手間や労力のかかる内容が主語になります。例えば、¿Te cuesta trabajo
olvidarlo?(テ クエスタ トラバホ オルビダルロ)と言うと、Is it your job to
forget it?に相当します。te(テ)はtú(トゥ=you)の間接目的語、olvidarlo(オルビダルロ)は動詞olvidar(オルビダール=forget)に直接目的語lo(ロ=it)が付いた形です。
◆abrir(アブリール)
英語のopenに相当する動詞です。
活用は下記の通りです。
yo abro(ジョ アブロ=I open)、usted abre(ウステッド アブレ=you open)、tú abres(トゥ アブレス=you
open)、él, ella abre(エル, エジャ アブレ=he, she opens)。
nosotros, nosotras abrimos(ノソトロス, ノソトラス アブリモス=we open)、ustedes
abren(ウステデス アブレン=you open)、vosotros,
vosotras abrís(ヴォソトロス, ヴォソトラス アブリス=you open)、ellos, ellas abren(エジョス, エジャス アブレン=they open)。
活用例としては、Voy a abrir la
botella.(ボイ ア アブリール ラ ボテジャ)と言うと、I will open the bottle.に相当します。botella(ボテジャ)がbottleに相当します。
また、「〜をそそる、引き起こす」と言う意味でも使われます。この場合、直接目的語となる名詞が主語となり、その後に間接目的格人称代名詞、そして動詞abrir(アブリール)が来ます。例えば、Aquellos manjares me
abrieron las ganas de comer.(アケジョス マンハレス メ アブリエロン ラス ガナス デ コメール)と言うと、Those meals brought me the desire to eat.に相当します。nanjares(マンハレス)がmeals、ganas(ガナス)がdesireに相当します。ここでは動詞abrir(アブリール)は過去形になっており、主語である直接目的語が複数形のため、3人称複数過去形になっています。
ちなみに、cerrar(セラール)がcloseに相当する動詞です。
活用は下記の通りです。
yo cierro(ジョ スィエロ=I close)、usted cierra(ウステッド スィエラ=you close)、tú cierras(トゥ スィエラス=you close)、él, ella cierra(エル,
エジャ スィエラ=he, she closes)。
nosotros, nosotras cerramos(ノソトロス, ノソトラス セラモス=we close)、vosotros,
vosotras cerráis(ヴォソトロス, ヴォソトラス セライス=you close)、ellos cierran(エジョス スィエラン=they close)。
◆decir(デスィール)
英語のsayに相当する動詞です。
活用は下記の通りです。
yo digo(ジョ ディゴ=I say)、usted dice(ウステッド ディセ=you say)、tú dices(トゥ ディセス=you
say)、él, ella dice(エル, エジャ ディセ=he, she says)。
nosotros, nosotras decimos(ノソトロス, ノソトラス デスィモス=we say)、ustedes
dicen(ウステデス ディセン=you say)、vosotros,
vosotras decís(ヴォソトロス, ヴォソトラス デスィス=you say)、ellos, ellas dicen(エジョス, エジャス ディセン=they say)。
活用例としては、Yo no digo “adiós”,
sino “hasta la próxima”.(ジョ ノ ディゴ “アディオス”, スィノ “アスタ ラ プロッスィマ”)と言うと、I will not say “adios”, but “see you again”.に相当します。sino(スィノ)は否定語の後ろではbutに相当します。
また、再帰動詞decirse(デスィールセ)を使うと、「〜と言われる」と言う意味になります。例えば、¿Cómo se dice esto en español?(コモ セ ディセ エスト エン エスパニョール)と言うと、How do you say this in Spanish?に相当します。esto(エスト)はthisに相当します。
それから、接続詞que(ケ)を続けると、「〜と言う」と言う意味になります。例えば、Tsubasa dice que le gusta mucho España.(ツバサ ディセ ケ レ グスタ ムーチョ エスパーニャ)と言うと、Tsubasa says that he likes Spain very much.に相当します。le(レ)は代名詞él(エル)の間接目的格になります。