Malay Vol.3
(参考文献:2007年度NHKテレビ「アジア語楽紀行 旅するマレー語」)
◆Apa
khabar?(アパ カバール)
英語のHow
are you?に相当する表現です。apa(アパ)はwhatを表す疑問詞、khabar(カバール)はnewsに相当します。直訳すると、What’s new?と言う意味になり、会うたびにいつでも使うことが出来ます。これに対する答え方としては、Khabar baik.(カバール バイッ=I’m
fine.)と言います。
◆Sudah
makan?(スダ マカン)
これも挨拶としてよく使われる表現で、Have you had lunch?とかHave you had dinner?に相当します。sudah(スダ)はalready finishedを表し、makan(マカン)はeatに相当します。これに対する答え方としては、Yes, I have.ならSudah.(スダ)と言い、No,
I haven’t.ならBelum.(ブルム)と言います。
◆Selamat
pagi.(スラマッ パギ)
今度は時間ごとの挨拶を見てみましょう。Selamat pagi.(スラマッ パギ)はGood morning.に相当します。その次に使われるのが、Selamat tengahari.(スラマッ トゥンガハリ)です。Good afternoon.に相当しますが、tengahari(トゥンガハリ)がnoonに相当し、使う時間が狭く、お昼から午後2時くらいまでの表現です。その次がSelamat petang.(スラマッ プタン)です。Good afternoon.に相当し、午後2時くらいから日没まで使われます。そしてGood evening.に相当する表現はなく、その時間帯で出会った人にはApa khabar?(アパ
カバール)と言います。Good night.はSelamat malam.(スラマッ
マラム)と言います。因みに、インドネシア語ではSelamat malam.(スラマッ マラム)がGood evening.に相当しています。
また、マレーシアで他に良く使う挨拶は、Salam sejahtera.(サラム スジャテラー)やSelamat sejahtera.(スラマッ
スジャテラー)と言うのがあります。salam(サラム)は「挨拶」、sejahtera(スジャテラー)は「幸福や平和を祈ります」と言う意味です。大勢の人達を前にした時に使う挨拶です。
◆Sampai
jumpa lagi.(サンパイ ジュンパ ラギ)
インドネシア語と同じく、See you again.に相当します。sampai(サンパイ)はuntil、jumpa(ジュンパ)はsee、lagi(ラギ)はagainに相当します。もっと簡単に言うと、Jumpa lagi.(ジュンパ ラギ)と言います。
この他の別れの表現として、Selamat jalan.(スラマッ ジャラン)とSelamat tinggal.(スラマッ
ティンガル)があります。Selamat jalan.(スラマッ ジャラン)は出かける人に対してGood bye.の意味で使い、Selamat tinggal.(スラマッ ティンガル)は見送る人に対してGood bye.の意味で使います。
◆Selamat
datang.(スラマッ ダタン)
Welcome!の意味で使います。相手を歓迎する挨拶として使います。
◆ya(ヤ) / tidak(ティダッ)
マレー語はインドネシア語とよく似ています。相手に同意する時やYes.と言いたい場合は、Ya.(ヤ)と言います。丁寧に言う場合は、Saya.(サヤ)と言います。
反対に否定する場合は、Tidak.(ティダッ)と言います。形容詞や動詞を否定する時はTidak.(ティダッ)と言いますが、名詞を否定する時はBukan.(ブカン)と言います。
◆Terima
kasih.(トゥリマ カシ)
英語のThank
you.に相当します。terima(トゥリマ)はtake、kasih(カシ)はloveに相当します。これに対して、You’re
welcome.と言いたい場合は、Sama-sama.(サマサマ)と言います。sama sama(サマサマ)はeach otherと言う意味です。
◆Maaf!(マアフ)
これで英語のExcuse
me.に相当します。この他にもHalo!(ハロー)と言う言い方もあります。
◆Ini
apa?(イニ アパ)
英語のWhat
is this?に相当します。マレー語は英語のbe動詞に相当するものはなく、主語と述語を並べて文章を作ります。iniはthisに相当します。そしてWhat is
that?と言いたい場合は、Itu apa?(イトゥ アパ)と言います。ituはthatに相当します。
因みにhereはマレー語でsini(スィニ)、thereはsitu(スィトゥ)、sana(サナ)と言います。situ(スィトゥ)は日本語の「そこ」、sana(サナ)は「あそこ」に相当します。
◆Berapa
ringgit?(ブラパ リンギッ)
英語のHow
much is it in ringgit?に相当します。berapa(ブラパ)はhow muchやhow manyに相当し、ringgit(リンギッ)はマレーシアの通貨単位リンギットです。
◆マレー語の数字
ここではマレー語での数字の言い方を紹介します。
kosong(コソン=zero)、satu(サトゥ=one)、dua(ドゥア=two)、tiga(ティガ=three)、empat(ウンパッ=four)、lima(リマ=five)、enam(ウナム=six)、tujuh(トゥジュ=seven)、lapan(ラパン=eight)、sembilan(スンビラン=nine)、sepuluh(スプロー=ten)
◆Minta nasi lemak.(ミンタ ナスィ ルマッ)
英語のGive
me a nasi lemak.と言う意味になります。mintaがgiveに相当し、nasi lemakはマレーシアの料理で、ココナッツミルクで炊いたご飯のことです。minta(ミンタ)の後ろに様々な要素を付けて、「〜を下さい」と言うことが出来ます。Minta menu.(ミンタ メニュ)と言えば、Give me a menu.となりますし、Minta ini.(ミンタ イニ)と言えば、Give me this.と言う意味になります。
◆Sebentar.(スブンタール)
英語のJust
moment, please.に相当します。
◆マレー語での味覚の言い方
ここではマレー語での味覚の表し方を紹介します。
manis(マニス=sweety)、pahit(パイッ=bitter)、masam(マサム=sour)、pedas(プダス=hot)、gula(グラ=sugar)、garam(ガラム=salt)
◆Di mana
stesen KL Sentral?(ディ マナ ステセン ケイエル セントラル)
これで英語のWhere
is KL Central station?と言う意味になります。mana(マナ)はwhereに相当し、Di mana?(ディ マナ)でWhere
is 〜?と言う意味になります。stesen(ステセン)はstationで、stesen KL Sentral(ステセン ケイエル セントラル)はクアラルンプール市の中心となっている近代的な駅です。ここで分かるように、名詞を修飾する形容詞などはその名詞の後ろに来ます。
ここでのポイントはmanaの前に付く前置詞です。様々な前置詞を付けることで意味が変わります。ke mana(ク
マナ)でto where、dari mana(ダリ マナ)でfrom whereになります。Nak pergi ke mana?(ナッ プルギ
ク マナ)でWhere are you going?と言う意味になります。pergi(プルギ)がgoに相当します。そして、Anda berasal dari mana?(アンダ ブラサル
ダリ マナ)でWhere are you from?と言う意味になります。anda(アンダ)はyouに相当します。